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ユナイテッド航空のマイレージプログラム「マイレージプラス」の特長やため方を解説
ユナイテッド航空のマイルは有効期限が無期限で利用でき、好きなタイミングで特典航空券に交換が可能です。ユナイテッド航空のフライトはもちろん、スターアライアンス加盟航空会社でもマイルをためることができます。
ユナイテッド航空のマイルはどのようなものなのか疑問をお持ちの方もいるかもしれません。ユナイテッド航空のマイルには、日系航空会社のマイレージプログラムにはない独自の魅力があります。
ここでは、ユナイテッド航空のマイルの特長やため方について解説します。ユナイテッド航空のマイルの魅力を知り、家族や友人、もしくは自分のためにマイルをためて、特典航空券を手に入れましょう。
Contents
記事のもくじ
ユナイテッド航空のマイルは「マイレージプラス」に入会してためよう!
そもそもユナイテッド航空とは、スターアライアンスに加盟している米国の航空会社です。現在、26社の航空会社が加盟しているスターアライアンスには、日本でもなじみ深いANAも加盟しています。
そして、ユナイテッド航空にも、ANAやJALと同じようにマイレージプログラムが存在し「マイレージプラス」という名前が付けられています。
このマイレージプラスに入会することで、対象となるフライトやホテルへの宿泊などでユナイテッド航空のマイルをためることが可能になります。マイレージプラスの入会金や年会費は無料です。
マイレージプラスでのマイルの獲得数
ためたマイルは特典航空券への交換やフライトのアップグレードで使うことができます。
国内航空会社では一般的にフライトの距離でボーナスマイルが付与されますが、ユナイテッド航空の場合、運賃に対してマイルの獲得数が決定します。
一般会員は運賃額1米ドルあたり5マイルを獲得することができ、一定のフライト利用回数や航空券の金額の条件をクリアできれば、プレミア会員として通常よりも多くのマイルが付与されます。会員のグレードに応じたマイルの付与については以下のとおりです。
例えばプレミア1Kの方が1000米ドルのユナイテッド航空券を購入した場合、11,000マイルも付与されることになります。
一般会員 | 1米ドル=5マイル |
プレミアシルバー | 1米ドル=7マイル |
プレミアゴールド | 1米ドル=8マイル |
プレミアプラチナ | 1米ドル=9マイル |
プレミア1K | 1米ドル=11マイル |
プレミア会員になると、上記のようにマイルがたまりやすくなるだけでなく、受託手荷物無料、優先チェックイン、優先搭乗などの便利な特典が利用可能になります。
(※)2024年7月現在、必要マイル数は変更する可能性があります。ユナイテッド航空公式ウェブサイトより確認ください。
ユナイテッド航空が提供する「マイレージプラス」の特長
ユナイテッド航空が提供するマイレージプラスには、利用者とってうれしい特典・サービスがいくつもあります。
なかには、ANAやJALのマイレージプログラムにはない独自の魅力もあります。ユナイテッド航空のマイレージプラスの特長をひとつずつ見ていきましょう。
マイルの有効期限が無期限
マイレージプラスのマイルには、有効期限がありません。一度獲得したマイルが失効することはないため、時間をかけてじっくりとマイルをためることができます。
一方、ANAやJALのマイルには36ヵ月という有効期限が設けられています。
そのため、例えば、年1回くらいしか飛行機を使わない方の場合、特典航空券に交換できる分までマイルがたまる前に、有効期限が切れてしまい、マイルが流れたという事態に陥る可能性があります。
その点、マイレージプラスなら、有効期限がないため、フライトの回数が少ない方でも安心してマイルをため続けることが可能です。「せっかくためていたマイルが流れた…」という悲しい事態を避けられるのも、マイレージプラスのメリットのひとつです。
スターアライアンス加盟航空会社でもマイルがたまる
マイレージプラスでは、ユナイテッド航空やユナイテッド・エクスプレス、スターアライアンスおよびそのほかの提携航空会社でのフライトでマイルがたまります。
スターアライアンスには世界各国の26社の航空会社が加盟しています。数ある選択肢のなかから航空会社を選択し、マイルを獲得することが可能です。
ちなみに、提携ホテルや交通機関での利用でもマイルをためることができます(一部条件あり)。あまり飛行機を利用しない陸マイラーにもうれしいサービスです。
ユナイテッド航空の特典航空券に交換可能
マイレージプラスでためたマイルは、ユナイテッド航空の特典航空券と交換ができます。特典航空券に交換すれば世界中の1,000以上の都市に、ためたマイルを利用して旅行できるため、お得です。
また、一般的に特典航空券のキャンセルや変更には、手数料が発生します。
しかし、ユナイテッド航空の特典航空券は変更やキャンセルが生じても、手数料を支払う必要がないため、いつでも気軽に交換できる点もうれしいメリットです。
ANAなどスターアライアンス加盟航空会社のマイルとして利用できる
マイレージプラスでためたマイルは、スターアライアンスに加盟する航空会社の特典航空券への交換が可能です。
スターアライアンス加盟航空会社にはANAも含まれているため、マイレージプラスでためたマイルを利用してANAの特典航空券と交換することもできます。
マイレージプラスでためたマイルを直接ANAのマイルに交換することはできませんが、特典航空券と交換することで、間接的にANAのマイルとして利用できる点は、ANAをよく利用する方にとっても大きなメリットでしょう。
また、特典航空券の交換に必要なマイル数は、時期やフライトの混み状況により変動しますが、日本国内線の場合、おおむね片道6,000マイル・往復12,000マイルから交換できます。
国際線も片道から特典航空券を発行できるので、3区間以上の周遊旅行を検討している方はマイレージプラスを上手く活用すると最高の旅行を実現できます。
マイレージプラスを活用して、お得にANAの航空機に搭乗してみてはいかがでしょうか。
【6,000マイルから発行可能な特典航空券例(※)】
羽田⇔福岡、羽田⇔新千歳、伊丹⇔那覇、福岡⇔那覇、中部国際⇔新千歳
(※)2024年7月現在、必要マイル数は変更する可能性があります。ユナイテッド航空公式ウェブサイトより確認ください。
片道予約が可能
マイレージプラスでは、スターアライアンスに加盟するすべての提携航空会社において「片道予約」が可能です。個々の旅行の予定に合わせて柔軟に対応することができる点もメリットのひとつといえます。
例えばANAのマイルの場合、国際線の特典航空券を交換するのであれば、往復の航空券への交換しかできません。
しかし、マイレージプラスでためたマイルであれば、ANAの国際線特典航空券でも、片道予約が可能です。
家族以外にも特典航空券がプレゼントできる
ユナイテッド航空のマイレージプラスなら、マイルを特典航空券にして家族や友人にプレゼントできます。ANAやJALの場合は、会員の配偶者・二親等以内の家族しか、特典航空券を利用することはできません。
ユナイテッド航空のマイレージプラスなら、家族の誕生日などのプレゼントとしてはもちろん、お世話になっている友人への感謝の気持ちとして特典航空券を贈ることができます。
そのほか、「マイルプール」のサービスでマイレージプラス会員の家族や友人とマイルを共有して利用することもできます。登録費は無料でマイル移行に手数料はかかりません。
マイルが購入できる
マイレージプラスのマイルは、フライトで獲得できるだけでなく、購入も可能です。
これは、ANAやJALのマイレージプログラムにはないメリットです。ANAやJALのマイレージプログラムではマイルの購入はできません。
特典航空券交換まであと少しマイルが足りないときには、マイルを購入して足りない分を補うことができます。
マイレージプラスでマイルをためる方法
ユナイテッド航空のマイレージプラスマイルをためる方法としては、以下の4つが挙げられます。それぞれ詳しく見ていきましょう。
● フライトでマイルをためる
● 「MileagePlus Shopping Japan」経由でオンラインショッピングをする
● 「Kaligo.com」から宿泊予約する
● 提携しているクレジットカードを利用する
フライトでマイルをためる
まず、フライトでマイルをためる方法です。
マイレージプラスのマイルは、ユナイテッド航空、ユナイテッドエクスプレス、スターアライアンスの提携航空会社、あるいは2社間で独自に提携している航空会社を利用した際に獲得できます。
獲得できるマイルの数は、航空会社や航空券の種類によって異なります。例えば、ユナイテッド航空の場合、運賃、飛行距離および購入の運賃クラスで獲得できるマイルが決まります。航空券を購入する際は、利用する航空会社の獲得マイル数についてのルールは、事前にチェックしておきましょう。
「MileagePlus Shopping Japan」経由でオンラインショッピングをする
MileagePlus Shopping Japanは、オンラインショッピングを通して、マイレージプラスのマイルをためることができるサイトです。
MileagePlus Shopping Japanには、楽天市場やYahoo!ショッピングなど人気のオンラインショッピングサイトからヤマダモールやダイソンなどの家電通販サイトまでさまざまあり、お買物でマイルをためられます。
また、MileagePlus Shopping Japanには旅行予約サイトもあるため、旅行時はサイトを経由して予約するのがおすすめです。
そのほか、スマホやパソコン関係の通販サイトもあるので、状況に合わせて利用すると効率的にマイルをためられるでしょう。
なお、サイトを利用する際は、まずMileagePlus Shopping Japanのサイトでログインし、そのなかからお好みのショップを選択し、「今すぐ買う」をクリックします。
すると、ショップに遷移するので、そのままオンラインショッピングを行うだけで完了です。
「Kaligo.com」から宿泊予約する
kaligo.comとは、さまざまな航空会社のマイルをためることができる宿泊予約サイトです。
サイトに遷移すると、マイレージを選択できるようになっていますので、そちらでマイレージプラスを選んでください。
その後、宿泊予約を済ませると、マイルが付与されます。たまるマイルは、宿泊施設によって異なりますが、おおむね100円=10マイルでマイルを獲得することができます。
提携しているクレジットカードを利用する
上記で紹介した方法でもマイルをためることはできますが、最も効率よく稼げるのは、マイレージプラスと提携しているクレジットカードを使う方法です。
毎日のお買物でカード利用すれば、自然とマイルをためていくことができますし、携帯電話料金や公共料金など毎月の固定費をカード決済にしておけば、知らぬ間にどんどんマイルが増えていきます。
飛行機をよく利用する方はもちろん、陸マイラーにもおすすめの方法です。しかも、クレジットカードには券種によっては旅行傷害保険が付帯するので、マイルがたまって、旅行傷害保険も付いて、これなら一石二鳥です。
そのため、マイレージプラスでマイルをためようと思ったら、まずは高還元率でマイルがたまるクレジットカードを探してみてください。
セゾンカードでも「MileagePlusセゾンカード」「MileagePlusセゾンゴールドカード」「MileagePlusセゾンプラチナカード」でマイレージプラスのマイルがたまります。
マイレージプラスと提携しているおすすめのセゾンカード3選
マイレージプラスと提携しているクレジットカードを使えば、普段のお買物でマイルがたまります。セゾンカードでもマイレージプラスとの提携があり、高還元率でマイルをためることが可能です。
マイレージプラスと提携しているおすすめのセゾンカード3券種について、年会費やマイル還元率、各種特典などカードの特長を見ていきましょう。
MileagePlusセゾンカード
MileagePlusセゾンカードは、ユナイテッド航空との提携カードのなかでも、「年会費の安さ」と「マイル還元率の高さ」の点で、頭ひとつ抜けているといえるクレジットカードです。
年会費は3,300円(税込)で、基本となるマイル還元率は0.5%ですが、オプションプランのマイルアップメンバーズに登録することで業界最高水準の1.5%まで還元率を引き上げることができます(※1)(※2)。
マイルアップメンバーズへの登録には別途年会費11,000円(税込)が必要ですが、基本の年会費と合計しても14,300円(税込)です。
年会費の安さとマイル還元率の高さを両立させたい場合は、MileagePlusセゾンカードが最適といえるでしょう。
>>詳細はこちら
(※1)一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。
(※2)年間上限45,000マイルまで。45,000マイルを超えた場合、超えた分のご利用は1,000円につき5マイル。
MileagePlusセゾンゴールドカード
MileagePlusセゾンゴールドカードは、「マイル還元率の高さ」と「充実の付帯保険」が魅力のクレジットカードです。
年会費は33,000円(税込)で、マイル還元率は1.5%です(※1)(※2)。普段のお買物で、幅広い場面で1,000円(税込)=15マイルでマイルを獲得することができます(※2)。
また、適用条件を満たすことで国内旅行傷害保険・海外旅行傷害保険が付帯します。本会員の方のほか、ご家族も適用条件を満たすことで家族特約による補償が受けられます。
>>詳細はこちら
(※1)一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。
(※2)年間上限75,000マイルまで。75,000マイルを超えた場合、超えた分のご利用は1,000円につき5マイル。
MileagePlusセゾンプラチナカード
MileagePlusセゾンプラチナカードは、「マイル還元率の高さ」や「最高級の付帯保険」、「豊富な特典」など、総合的に優れているクレジットカードです。
年会費は55,000円(税込)で、マイル還元率は業界トップクラスの1.5%です(※1)(※2)。
また、ユナイテッド航空のラウンジ「ユナイテッドクラブ」の利用パスが毎年2枚進呈されます(118米ドル分。2024年7月現在)。
そのほか、ユナイテッド航空運航便優先搭乗やコンシェルジュ・サービス、適用条件を満たすことで国内旅行傷害保険・海外旅行傷害保険が付帯するなど、プラチナカードならではの充実した特典も魅力です。
>>詳細はこちら
(※1)一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。
(※2)年間上限900,000マイルまで。900,000マイルを超えた場合、超えた分のご利用は1,000円につき5マイル。
よくある質問
ここからは、ユナイテッド航空のマイルに関してよくある質問をまとめて解説していきます。
Q1:ユナイテッド航空のマイルとは?
ユナイテッド航空が提供する「マイレージプラス」に入会することで、ユナイテッド航空のマイルをためることができます。マイレージプラスの入会金や年会費は無料です。
Q2:ユナイテッド航空のマイルの特長とは?
ユナイテッド航空が提供するマイレージプラスには、「マイルの有効期限が無期限」や「ANAなどスターアライアンス加盟航空会社を使ってもマイルがたまる」「マイルは6,000マイルから特典航空券と交換可能」など利用するうえでのメリットが複数あります。
Q3:ユナイテッド航空のマイルをためる方法とは?
ユナイテッド航空、ユナイテッドエクスプレス、スターアライアンスの提携航空会社、あるいは2社間で独自に提携している航空会社を利用する以外に、毎日のお買物やオンラインショッピングを利用することでためられます。
マイレージプラスと提携しているクレジットカードを利用することで自然とマイルをためていくことができ、携帯電話料金や公共料金など毎月の固定費をカード決済にしておけば、効率的にマイルがためられます。
ユナイテッド航空のマイルをためるならマイレージプラスがおすすめ
ユナイテッド航空のマイルには、ANAやJALのマイルにはない魅力的なメリットがあります。なかでも、マイルの有効期限がない点は、マイルをためている方にとって大きなメリットといえるでしょう。
また、ユナイテッド航空のマイルは、ANAの特典航空券との交換もできるため、ANAをよく利用する方にとっても、おすすめのマイルです。
マイルはフライトでためる以外にも、MileagePlus Shopping Japanでオンラインショッピングをしたり、クレジットカードの利用でためることができます。
なお、有効期限のない、ユナイテッド航空のマイルをためるには、業界最高水準1.5%のマイル還元率を誇るMileagePlusセゾンゴールドカード、MileagePlusセゾンプラチナカード、MileagePlusセゾンカードの利用がおすすめです。高還元率のカードを賢く使い、特典航空券を手に入れて、お得に空の旅を楽しみましょう。