ビジネスカードでJALのマイルをためる方法は？還元率1.125％のカードも紹介

クレジットカードでの支払いでたまるマイルには、大きく分けて2種類のマイルがあります。

● 出張で飛行機を利用してたまる「フライトマイル」
● 日常の経費支払いででたまる「ショッピングマイル」
それぞれのマイルをためる方法について詳しく解説します。

JALのマイルをためるには、実際に飛行機に乗る方法が最も確実にためられます。

JALマイレージバンク提携航空会社の飛行機なら、JAL便でなくともJALのマイルをためられる点が特長です。

また、JALと提携しているビジネスカードでもボーナスマイルを得られる可能性があり、意外と多くの場でJALのマイルをためる機会があります。

ただし、JALマイレージサービスは法人契約ができないため、法人名義のクレジットカードではフライトマイルをためられません。

追加カードのフライトマイルは、本カードに集約できない点にも注意が必要です。

マイルがたまらない条件もあわせて確認する

クレジットカード会社が発行する法人カードには、ショッピングマイルが付与されないものもあります。

これからビジネスカードに申し込む際は、それぞれの法人カードにおけるポイントとマイルがたまる条件を事前に確認しておくことが大切です。

ショッピングマイルは、クレジットカードで支払った金額に応じて、マイルがたまるというものです。事務用品などの購入に加えて、家賃や光熱費といった経費の支払いでもショッピングマイルをためられます。

また、広告宣伝費や、クラウドサービスの利用料などの通信費といった、どうしてもかさんでしまいがちな出費をビジネスカードで支払うことでも、効率的にショッピングマイルをためられます。

ビジネスカードによっては、クレジットカード決済で「ショッピングマイル」以外の独自のポイントも付与されるものがあります。そのようなクレジットカードを利用すると、一度の支払いでマイルとポイントの両方を同時にためられてたいへんお得です。

クレジットカード会社によっては、ポイントをマイルに交換することも可能なため、代金の支払いでたまったポイントをJALのマイルに移行することで、効率的にマイルがためられます。

一部で支払いできない種類もありますが、最近ではほとんどの税金がクレジットカードの支払いに対応しています。

法人税や所得税、事業税などの税金の支払い時にクレジットカードを利用すれば、お得にマイルをためることも可能です。

ただし、クレジットカードによっては、税金の支払いにはポイントやマイルが付与されなかったり、ポイントやマイルの還元率が低くなったりするものがあります。

ビジネスカードを選ぶ際には、税金の支払いでもしっかりマイルがたまるカードなのか確認し、お得にマイルをためましょう。

なお、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」なら、普段のショッピングに加えて税金の支払いでもマイルがたまり、JALのマイル還元率が最大1.125％になります。

※一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。

JALのマイルをお得にためるビジネスカードの選び方は下記のとおりです。

● マイル還元率の高いものを選ぶ
● 交換手数料や上限を比較して選ぶ
● ビジネスカードの付帯サービスで選ぶ

同じ金額を支払うなら、より多くのJALのマイルがたまるカードを選びましょう。以下より、選び方を順番に解説します。

ビジネスカードは個人カードと比較すると利用金額が大きくなるため、マイル還元率の違いが大きな差になります。

例えば、エコノミークラスでハワイを往復するのに必要なマイルは40,000マイルです(※)。

マイル還元率1.125％(1,000円(税込)で11.25マイル)の「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」だと、約350万円の利用で40,000マイルをためられます。

しかし、マイル還元率が0.5％(1,000円(税込)で5マイル)のカードだと800万円利用しなければ、40,000マイルをためることができません。

つまり、ビジネスカードでの支払いが月々30万円だとすると、マイル還元率1.125％のカードだと1年でハワイ往復分のマイルをためられるのに対して、マイル還元率0.5％のカードだとハワイ往復分のマイルをためるのに2年以上の時間が必要です。

マイルを効率的にためて、無料の往復航空券を手に入れるためには、マイル還元率の良さに注目してカードを選ぶことが大切です。

(※)必要なマイル数は日程や利用便の予約時点の空席状況などによって変動します。

先述のとおり、クレジットカード会社独自のポイントをJALのマイルに移行できる場合があります。

しかし、いくらポイント還元率に優れたクレジットカードでもマイルへ移行する際に手数料がかかってしまうと、マイルの実質的な還元率が低くなってしまいます。

なかには、年会費を別で支払うことでマイル還元率がアップするビジネスカードもありますが、各種ポイントをマイルに移行してためたいのであれば、交換手数料が無料のクレジットカードを選んだ方がお得です。

また、ポイントからマイルに交換する際、1日あたり、もしくは1か月あたりの交換可能ポイントに上限があるカードもあります。

例えば、1か月のマイル交換上限が20,000マイルまでのクレジットカードで、ビジネスクラスのハワイ往復分に必要な80,000マイルを交換する場合、4か月もの長い時間をかけてじっくりとマイルの交換作業を続けなければなりません。

せっかくためたマイルは、使いたい時に使いたいタイミングで利用したいものです。そのため、ためたポイントを必要なマイル数に一度で交換できるカードを選ぶようにしましょう。

なお、セゾンカードの永久不滅ポイントは、マイルへの交換上限数がなく、手数料も無料で交換できます。

ビジネスカードによって、付帯しているサービスは異なります。また、付帯している旅行傷害保険の手厚さも異なり、補償金額にも差があります。

例えば、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」なら、24時間365日航空券やホテルの予約をしてくれる「コンシェルジュ・サービス」や、世界145以上の国や地域、600以上の都市で1,600ヵ所以上の空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」が付帯しています。
ビジネスカードを選ぶ際には、ビジネスに役立つ付帯サービスが豊富で質の高いものであるかをチェックすることも大切です。

せっかくビジネスカードを持つのであればマイルがたまるだけでなく、これらの付帯サービスを活用して、事業をより便利で充実したものにしましょう。

ここでは、JALのマイルが効率的にたまるおすすめのビジネスカードを2種類ご紹介します。

● セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
● セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カードの特長は以下のとおりです。

● 年会費は無料
● 最大9名までの追加カードを無料で発行可能
● ビジネス向けの特定サービスの支払いで永久不滅ポイントが4倍
● 利用者限定特典でレンタルサーバーや会計ソフトの優待サービス、融資サービスを利用できる
● 登記簿謄本や決算書不要で申し込み可能

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、年会費無料で利用できるビジネスカードです。

ビジネス向けの特定サービスの支払いで永久不滅ポイントが通常の4倍も付与されます(※)。

さらに、追加カードは9枚、ETCカードはクレジットカードごとに5枚まで年会費無料で発行できる点も特長です。

さらに、セゾンカードでは、クレジットカードを利用すると有効期限のない「永久不滅ポイント」が貯まります。ポイントは「マイルへの交換」や「支払いへの充当」など、さまざまな使い道があります。

申し込みの際には決算書や登記簿謄本、印鑑証明書は不要で発行できるため、「コストをかけずに法人カードを保有したい」と考えている方におすすめです。

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(※)他カードにてセゾンマイルクラブへご入会いただいている方は本サービスの対象外となります。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カードの特長は以下のとおりです。

● 年会費は初年度無料、翌年度以降22,000円(税込)
● 追加カードは最大9枚まで発行可能(1枚につき年会費3,300円(税込))
● SAISON MILE CLUB(セゾンマイルクラブ)の登録でJALのマイル最大1.125％還元
● クレジットカードの利用限度額を高額に設定できる可能性がある
● プラチナカードならではの「コンシェルジュ・サービス」や「旅行傷害保険」なども利用可能

「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」は初年度年会費無料、2年目以降は22,000円(税込)で利用できます。

「SAISON MILE CLUB(セゾンマイルクラブ)」に登録(※1)すると、1,000円(税込)で10マイル、さらに2,000円(税込)で永久不滅ポイントが1ポイント(最大5円相当)もたまります。

たまった永久不滅ポイントは200ポイントで500マイルへ交換できるため、「SAISON MILE CLUB(セゾンマイルクラブ)」に登録しておくことで、ショッピング利用1,000円あたり11.25マイルたまることになります。これにより、JALのマイル還元率が最大1.125％(※2)になります。

さらに、「プライオリティ・パス」に無料で登録でき、145以上の国や地域、600以上の都市で1,600ヵ所以上の空港ラウンジが利用できます。

空港ラウンジでは出発前の慌ただしい時間をゆっくり過ごしたり、資料の確認をしたりできるため、海外出張の際に役立つ優待特典です。

また、カード会員限定の特典として「コンシェルジュ・サービス」も利用できます。このサービスでは、国内のレストランの予約や、ホテルの予約を依頼できるほか、航空券やJR特急券の予約、さらには、ハイヤー送迎サービスの手配、フラワーギフトの手配も依頼できます。

「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」はJALのマイルが効率的にたまり、海外出張に役立つ付帯サービスも充実しているおすすめの1枚です。

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(※1)サービス年会費は、5,500円(税込)です。
(※2)一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。

ビジネスカードでためたJALのマイルの使い道は下記のとおりです。

● 特典航空券と交換する
● 座席をアップグレードする
● JAL Payマイルチャージと交換する
● JALお買いものポイントと交換する
● JALクーポンと交換する

以下で順番に解説します。

ためたJALのマイル数に合わせて、JALの国内線・国際線と提携社特典航空券と交換可能です。

必要になるJALのマイル数は路線や座席のグレード、時期などによって変動しますが、ためておいて交換すれば、出張の際の飛行機代を節約できます。

ためたJALのマイルで国際線の座席のアップグレードが可能です。

なお、購入した航空券より1つ上のクラスの座席にアップグレードできる方法のため、エコノミークラスからプレミアムエコノミークラスに変更できても、エコノミークラスからファーストクラスへの変更はできません。

以下の表は、対象予約クラスとアップグレードできる座席をまとめたものです。

搭乗券を購入し、便が出発する25時間前までにJAL WEBサイトで申し込むか、出発する24時間前までに電話で申し込む必要があります。

なお、アップグレードに必要なマイル数は路線や座席のグレードによって変動し、座席が埋まっている場合は変更できません。

ためたJALのマイルをJAL Payマイルチャージと交換することも可能です。

JAL Payマイルチャージとは、500マイルからJAL Payポイントへの交換や、1ポイント=1円相当として国内や海外でのショッピング利用、海外のATMから現地通貨の引き出しができるキャッシュレス決済サービスです。

JAL Payポイントに即時交換でき、Mastercard(R)加盟店やQUICPay™(クイックペイ)加盟店で利用できるなど、メリットの多いサービスです。ためたマイルを代金の支払いとして利用できるため、活用できれば経費の節約につながる可能性があります。

ためたJALのマイルは、JAL MallやJALふるさと納税で利用できるJALお買いものポイントとも交換可能です。

JALお買いものポイントとは、スポーツ用品や家電、グルメなどの商品やショップと出会える総合ショッピングモール「JAL Mall」で1ポイント=1円相当で利用可能なポイントのことです。

1,000マイルからJALお買いものポイントに交換でき、JAL Mallでしか販売されていない限定商品の購入や、JALが運営しているJALふるさと納税サイトなどで利用可能です。

ポイントが利用できるシーンが限定されていますが、経費の節約につながる可能性があるため、チェックしてみましょう。

ためたJALのマイルは、10,000マイルから、12,000円相当のJALクーポンと交換できます。

JALクーポンは航空券や機内販売、宿泊、飲食などさまざまなシーンで利用可能です。申し込んでから届くまでに1週間程度かかりますが、出張時の飛行機代や宿泊費などの節約に役立ちます。

JALのマイルをビジネスカードでためる場合の注意点は下記のとおりです。

● JALのマイルには有効期限がある
● ビジネスカードによっては手数料や上限が発生する
● 法人名義のカードではフライトマイルをためることができない

以下で順番に解説します。

JALのマイルは有効期限があり、付与された日の36か月後の月末までに何らかの形で利用しないと失効します。

有効期限は3年と長いですが、忘れてしまって失効する可能性があるため、定期的にためたマイルを確認して利用するようにしましょう。

ビジネスカードを利用して貯めたポイントをマイルに移行する際、カードごとに交換手数料や上限が決まっている場合があります。

また、カードによっては手続きしないとマイルに移行できない場合もあるため、効率良くマイルを活用したい方は注意事項を確認しましょう。

なお、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カードで「SAISON MILE CLUB(セゾンマイルクラブ)」に加入していれば、貯まった永久不滅ポイントが自動的にマイルへ移行するため、手続きを行う必要がありません。

JALのマイルをためる方法は、飛行機に乗ってためる「フライトマイル」とお買物でたまる「ショッピングマイル」の2種類があります。

法人名義のクレジットカードでも、ショッピングマイルをためることは可能です。

しかし、法人名義のクレジットカードではフライトマイルをためることができません。

原則として、飛行機に搭乗した個人にフライトマイルが付与されます。一方で、マイレージサービスは法人契約ができないため、法人名義のクレジットカードではフライトマイルをためられません。

なお、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カードのように、個人名義のビジネスカードならフライトマイルもためられるため、申し込みの検討をおすすめします。

ただし、基本的にためたマイルの所有権は利用者とされていますが、利用にあたっては会社で規定が定められている可能性もあるため、事前に確認するようにしてください。

ここからは、ビジネスカードでJALのマイルをためる際によくある質問をまとめて紹介します。

クレジットカードでの支払いでたまるマイルには、飛行機を利用してたまる「フライトマイル」と、経費などの支払でたまる「ショッピングマイル」の2種類があります。

ただし、一部の法人カードやJALが発行する「JAL法人カード」では、ショッピングでマイルがたまらない場合があるので注意が必要です。

なお、JALのマイルを効率的にためることができる「SAISON MILE CLUB(セゾンマイルクラブ)」に登録できる「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」では、JALのマイルの還元率が最大1.125％になります(※)。

(※)一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。

マイルがたまりやすいカードの選び方は、「マイル還元率」、「ポイントからマイルへ移行する際の手数料や上限」、「付帯サービス」などをチェックしましょう。

税金は一部支払いできないものもありますが、ほとんどがクレジットカードの支払いに対応しており、法人税や所得税、事業税などの税金の支払いでもマイルをためることは可能です。

ただし、クレジットカードによっては、税金の支払いにはポイントやマイルが付与されなかったり、ポイントやマイルの還元率が低くなったりするものもあります。

なお、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カードなら、JALのマイルをためることができます(※)。

(※)一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。

ビジネスカードでJALのマイルをためる主な方法は、お買物でショッピングマイルをためることとポイントをマイルに交換することです。

ショッピングマイルやポイントは、経費の支払い以外にも税金の支払いや出張時の飛行機代や宿泊費などをビジネスカードで支払うとたまります。

そのため、JALのマイルを効率的にためられるよう、マイル還元率が良く、ポイントをマイルへ交換できる上限や手数料のかからないビジネスカードを選びましょう。

また、事業をより便利で充実したものとするために、付帯サービスが充実しているカードを選ぶことも重要です。

「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」はマイル還元率が最大1.125％と高く、プラチナカードらしい充実した付帯サービスが魅力的です。JALのマイルを効率良くためたい方はチェックしてみましょう。

(※)「QUICPay」「QUICPay＋」は、株式会社ジェーシービーの登録商標です。