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ロストバゲージが起きる原因と対策を解説!もしもの時の対処法もあわせて紹介!
空港カウンターで預けた荷物が、目的地の空港で見つからないケースのことを「ロストバゲージ」と呼びます。
起きてしまう確率は低いですが、起きる原因と対策を理解しておくと万が一のトラブルにも慌てずに対応できます。
本記事では、ロストバゲージの原因や対策、補償が付帯しているおすすめのクレジットカードを紹介します。
Contents
記事のもくじ
ロストバゲージとは搭乗時に預けた手荷物が目的地に到着していないこと
ロストバゲージとは、空港で預けた荷物が紛失するトラブルを指します。飛行機の座席に持ち込める荷物には制限があり、スーツケースやトランクなどの大きなものは搭乗の際に手荷物カウンターで預けます。
預けた荷物は持ち主と同じ搭乗便で目的地まで運ばれ、到着した空港で受け取ることができます。しかし、手荷物カウンターから目的地の空港までの間でトラブルが起きてしまうと、預けた荷物が行方不明となり、ロストバゲージが発生します。
目的地の空港のベルトコンベアで、自分のスーツケースやトランクケースが見つからない場合は、ロストバゲージが発生している可能性があります。すぐに空港職員や航空会社に連絡しましょう。
ロストバゲージは、文字どおり荷物をロスト(紛失)している状態のことで、航空会社の損害賠償の対象になります。
なお、荷物が別の空港に届いた、あるいは遅れてやってきたなどのトラブルはディレイドバゲージと呼び、ロストバゲージとは別のトラブルとなります。
ロストバゲージが起きる原因
ロストバゲージが起きる原因は次のとおりです。
● 行先や搭乗便の書かれたタグの発行ミス
● 経由地での積み込みミス
● 他人が誤って持っていてしまった
● 荷物仕分け機のトラブル
ロストバゲージの原因としてよくあるのが、行先や搭乗便の書かれた管理タグを付け間違えたり、外れてしまったりして、別の飛行機で運ばれてしまうケースです。
最近は、手荷物タグを自分で発行して取り付ける航空会社も増えているため、注意が必要です。
ほかの原因として考えられるのが、経由地での積み込みミスです。最終目的地が遠い場合、途中の空港で別の飛行機に乗り継ぐことがあります。
預けた荷物も同じ搭乗便に積み込まれますがタイムスケジュールが押していたり、別の搭乗便に積み込まれたりなどのミスが起きて、荷物をロストしてしまうことがあります。
また、目的地の空港で他人が誤って持っていってしまった、ベルトコンベアー(荷物仕分け機)がシステムエラーを起こしたなどの理由で、ロストバゲージが発生してしまう場合もあります。
出発前にできるロストバゲージ対策
ロストバゲージが起きる原因を分析すると、次のような対策が有効です。
● 預けるスーツケースの中に貴重品は入れない
● スーツケースの写真を撮っておく
● 過去のタグはすべて外しておく
● 乗り継ぎの空港で一旦荷物をピックアップ
● 荷物の特徴や中身の英文メモを用意する
出発前に対策をすることで、荷物を見つけやすくなりますので参考にしてください。
預けるスーツケースの中に貴重品は入れない
現金やスマートフォン、クレジットカードなどの貴重品は必ず機内に持ち込める鞄やバッグに入れて、肌身離さず持っておきましょう。
ロストバゲージが起きたときに、現金やスマートフォン、クレジットカードなどの貴重品が手元にないと、空港からホテルへ移動するのも難しくなります。飛行機に乗る際は、貴重品を入れられる鞄やバッグを用意しておきましょう。
また、現地に到着して当日中に使用したい荷物を手荷物で持っておけば、ロストバゲージが起きても対応できます。
スーツケースの写真を撮っておく
出発前にスーツケースの写真を撮影してスマートフォンに保存しておきましょう。
写真があれば、航空会社や空港職員が荷物を見つけやすくなります。
また、外見だけでなく、中身も撮影しておくのが望ましいです。
荷物に必ずネームタグをつける
空港で預ける荷物には、管理タグとは別にネームタグを付けておきましょう。航空会社から無料で配布されるネームタグは壊れやすいので、頑丈なネームタグを自分で用意しておくとよいでしょう。
なお、ネームタグに記入する名前は、パスポートや航空券に書かれている氏名表記(ヘボン式ローマ字)にしておくと、日本人以外の人でも探しやすくなります。
過去のタグはすべて外しておく
出発前に、以前の旅行で使用した管理タグは必ず外しておきます。空港職員が古い方のタグをチェックしてしまい、ロストバゲージが起きるケースがあります。
なお、発行された管理タグの行先や便名が間違っている場合もありますので、渡された半券(控え)を搭乗前に確認しておきましょう。
乗り継ぎの空港で一旦荷物をピックアップ
乗り継ぎの空港で荷物を一旦ピックアップし、再チェックインするのを検討してみましょう。
乗り換え後の便が別の航空会社の場合もあるため、経由地で荷物の積み込みミスは起きやすいです。
スルーチェックインなら、経由地の空港で再チェックインする必要はありませんが、ロストバゲージを防ぐために荷物のピックアップと再チェックインを行うのが望ましいです。
荷物の特徴や中身の英文メモを用意する
スーツケースの素材やカラー、サイズなどの次の情報を英語で説明できるように、事前に英文を作成してみましょう。
● 大きさ
● ブランド・メーカー
● 色
● 素材
● デザイン
● 目立つ特徴 など
また、ロストバゲージやディレイドバゲージが起きてしまったとき、スーツケースの中身が誰かに盗まれている可能性もあります。
荷物の英文リストと中身を撮った写真があれば、盗まれた荷物の証明に役立つので用意しておきましょう。
ロストバゲージに遭ったときの対処法
ロストバゲージに遭ってしまったら、まずは航空カウンターや空港職員に相談します。相談する際に必要なのは、「手荷物合符(荷物の預かり証)」と「航空券」なので、用意しておきましょう。
空港職員が探しても荷物が見つからない場合、ロストバゲージの申請書類(手荷物事故報告書や手荷物紛失証明書(PIR)など)を作成します。
海外の空港で申請書類を作成するときは英語が一般的なので、荷物の色や形、サイズ、内容物などをまとめた英文を用意しておくと役立ちます。
同時に、航空会社のロストバゲージに対する補償を確認し、生活必需品や損害賠償があるなら受け取っておきましょう。航空会社によって対応は異なりますが、トラベルキット(簡易的な洗面用具)をもらえます。
申請書類を提出したら、渡された控えを保管しておき、宿泊先の電話番号を伝えます。旅行中に荷物が見つかれば、宿泊先まで配達され、帰国後に見つかった場合は自宅まで届けてもらえます。
30日以上経過しても荷物が見つからなかった場合は、航空会社に連絡をして荷物の損害賠償を請求しましょう。
ロストバゲージの補償が付帯しているセゾンカード
クレジットカードに付帯する海外旅行保険には、預けた荷物の紛失(ロストバゲージ)や遅延(ディレイドバゲージ)で補償を受けられる場合があります。
セゾンカードの場合は、「寄託手荷物遅延」と「寄託手荷物紛失」の2つの補償が付いているカードと付いていないカードがあります。ロストバゲージだけでなく、ディレイドバゲージが起きたときも補償を受けられます。
ロストバゲージやディレイドバゲージが発生した場合は下着や寝間着、洗面用具などの旅行行程中に必要不可欠な衣類や生活必需品を購入したときの実費が最大10万円まで補償されます。
また、セゾンカードは補償以外に海外旅行に役立つ優待特典やサービスが付帯しており、おすすめはセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードとセゾン・プラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードです。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは海外旅行に役立つ優待特典が充実しているクレジットカードです。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードの年会費は初年度無料でさらに、年間1回(1円)以上のカード利用で翌年年会費無料となります。付帯する主な優待特典は次になります。
● 永久不滅ポイントが国内1.5倍、海外2倍にアップ
● 国内主要空港ラウンジが年2回まで無料
● 海外・国内旅行傷害保険最高5,000万円(傷害死亡・後遺障害)(※1)
● 手荷物宅配サービスご優待
● 空港での「コートお預かり」をご優待
● 海外・国内のパッケージツアーの電話予約サービス「tabiデスク」
● 空港ラウンジサービス「プライオリティ・パス」のプレステージ会員が優遇年会費で利用可能
● 毎月、月末の金土日は全国のロフトでのお買物が5%OFF(※2)
セゾンのクレジットカードは1,000円(税込)ごとに1ポイント(最大5円相当)の永久不滅ポイント(※3)が付与されますが、本カードは国内利用だと通常の1.5倍、海外利用だと2倍にアップします。日常生活や海外でのショッピングが簡単にお得になります。
また、国内主要空港ラウンジが年2回まで無料になったり、カード会員様お一人につきスーツケース1個までが自宅まで無料で宅配できたりするなど、海外旅行に役立つ優待特典が付帯します。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは海外旅行で役立つ優待特典や、ロストバゲージが起きてしまったときの補償が付帯しているクレジットカードです。
(※1)海外・国内ともに利用付帯
(※2)1回のお買い上げ金額が合計1,000円(税抜)以上のロフト店頭商品が対象で、Netアンサーログイン後に取得できるWEBクーポンを会計時にレジにて提示
(※3)1ポイント最大5円相当のアイテムと交換した場合となります
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードはワンランク上の優待特典を受けられるクレジットカードです。ロストバゲージやディレイドバゲージが発生した場合は、目的地で購入した旅行行程中に必要不可欠な衣類や生活必需品の実費が、最大10万円まで補償されます。
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードの年会費は22,000円(税込)で、下記の優待特典が付帯します。
● 永久不滅ポイントが国内1.5倍、海外2倍にアップ
● 「SAISON MILE CLUB(セゾンマイルクラブ)」が優待価格で利用可能
● 空港ラウンジサービス「プライオリティパス」のプレステージ会員が無料で利用可能
● レストランの予約や航空券の手配などを依頼できるコンシェルジュ・サービス
● Tablet(R)Hotelsの年会費が無料
● 海外・国内旅行傷害保険最高1億円(傷害死亡・後遺障害)
● 国際線手荷物宅配サービス
● コートお預かりサービス
● ハイヤー送迎サービス
● 毎月、月末の金土日は全国のロフトでのお買物が5%OFF(※1)
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードでは、JALのマイルとセゾンの永久不滅ポイントを効率良く貯められる「SAISON MILE CLUB(セゾンマイルクラブ)」が優待価格で利用可能です(※2)。
また、世界1,600ヵ所の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」のプレステージ会員(通常年会費469米ドル)も無料で登録できます。国内主要空港のラウンジも無料となっており、搭乗前の時間を空港のラウンジでゆっくりと過ごすことが可能です。
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは会員専用窓口であるカードデスク・サービスを24時間365日利用できます(※3)。海外旅行のプランの相談や航空券、現地のホテルやレストランの予約などを依頼できます。
海外旅行へ行く頻度が多い方や、旅行のグレードを上げたいと考えている方は、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードの申し込みをおすすめします。
(※1)1回のお買い上げ金額が合計1,000円(税抜)以上のロフト店頭商品が対象で、Netアンサーログイン後に取得できるWEBクーポンを会計時にレジにて提示
(※2)SAISON MILE CLUB(セゾンマイルクラブ)に登録すると、1,000円(税込)の利用ごとにJALのマイルが10マイル、2,000円(税込)利用ごとに永久不滅ポイントが1ポイントたまります
(※3)「カードのご利用に関するお問い合わせ」の時間は9:00~21:00(年中無休)まで、「旅行全般に関するご相談」「コンシェルジュ・サービスに関するご依頼」は24時間(年中無休)で対応
ロストバゲージのまとめ
ロストバゲージとは、出発前の空港で預けた荷物がトラブルによって紛失してしまうことで、遅れて届くディレイドバゲージとは異なります。
近年は空港で荷物を管理するシステムが厳重になったことで、ロストバゲージが発生する確率は低くなっていますが、絶対に起きないとは断言できません。ロストバゲージ、もしくはディレイドバゲージが起きたときに備えて対策や補償のある旅行保険などは用意しておくべきです。
セゾンカードではロストバゲージとディレイドバゲージの両方に対応できる補償が付帯していたり、海外旅行がお得になったりするクレジットカードがあります。
ロストバゲージの補償が付いていて、海外旅行をお得にするならセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードやセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードがおすすめです。