クレジットカードの不正利用の手口とは?不正利用を未然に防ぐためにすべきこと【クレジットカードの基本】
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クレジットカードは生活のなかで欠かせないお支払い手段のひとつである一方で、不正利用されないよう安心して利用するためにはきちんと対策を行うことが重要です。
「自分だけは大丈夫」と思わず、万が一に備えて不正利用の手口や対策を確認しておきましょう。
クレジットカード不正利用の手口と、トラブルにあわないためのチェックポイント
(1)フィッシング詐欺
カード会社や有名企業を装い、「あなたのカードが不正に使用されています」「〇〇サービス継続のため、カード情報の確認が必要です」などの件名で送られてきたメールから公式サイトにそっくりな偽サイトに誘導し、クレジットカード情報などの個人情報を入力させる手口です。
フィッシング詐欺の可能性がある不審なサイトにクレジットカード情報を入力してしまった場合、速やかにクレジットカード会社へご連絡ください。
発見されている偽装メールの一例
- 当社の発信元アドレス「[email protected]」になりすまし、ロゴ・文章・URLを当社のものと酷似させている例です。ただし、すべて記載された本文が不自然であり、このようなメールを当社からお送りすることはございません。
トラブルにあわないためのチェックポイント
・不明な添付ファイル(zip、PDF など)は開かない
・メール本文をよく確認し、自動翻訳サービスを使用したような不自然な文章でないか・身に覚えのある内容か確認する
・アクセスしたサイト先にSSL証明書※が使われているか確認する
・添付されたリンクやURLが本物であるか確認する
【セゾンカード で発見されているフィッシングサイトURL】
https://www.saisoncard.co.jp.●●●●.com/●●●●.php
https://saisoncard.co.jp.●●●●.com/●●●●.php
https://saisoncard.co.jp.●●●●.org/●●●●.php
https://saisoncard.co.jp.●●●●.net/●●●●.php
https://saisoncard.co.jp.●●●●.xyz/●●●●.php
http://saisoncard.co.jp.●●●●.monster/
- SSL(Secure Socket Layer)とは、インターネット上で通信を暗号化する技術です。インターネット上の通信データを暗号化することで、第三者によるデータの盗聴や改ざんを防ぐことができます。
(2)模倣サイト詐欺
有名企業のインターネットサイトを模倣した架空のサイトを作成し、架空サイト内でクレジットカード利用をしたところ商品が届かなかったり、注文していない商品が届いたりする手口です。
トラブルにあわないためのチェックポイント
・商品が相場より大幅に割引されていたり、事業者の住所がおかしかったりとサイトに記載されている情報に不審な点がないか確認する
・アクセスしたサイト先にSSL証明書※が使われているか確認する
・添付されたリンクやURLが本物であるか確認する
(3)スキミング
クレジットカード情報をカード情報読取装置(スキマー)を用いて不正に盗み出し、偽造カードを作成する手口です。
ATM機にスキマーが設置されるケースもありますが、ゴルフ場や温浴施設のロッカー荒しによってスキミング被害が発生するケースがほとんどです。
トラブルにあわないためのチェックポイント
・ロッカーを使用する場合は他人に推測されにくい暗証番号にする
セゾンカードを安心して使っていただくために
セゾンカードは、お客様に安心・安全にカードをご利用いただくために2018年10月よりAIを活用した不正検知を行っています。
不正利用の疑いを検知した場合、カードのご利用を保留させていただく場合やご本人様のご利用であったことを確認するため、ご連絡させていただくことがありますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
インターネットショッピングの際は「本人認証サービス」をご利用ください
インターネットでのお買い物をより安全にご利用いただくため、セゾンカードではお客様と加盟店とのお取引の際、セゾンカードがご本人様のご利用であることを確認する「本人認証サービス」をご用意しております。
「本人認証サービス」を利用することでクレジットカード情報を盗用した「なりすまし」どの不正利用を未然に防止することができます。