勤続年数分の定期券購入でもらえるポイントってどのくらい?クレジットカードで購入するメリットと注意点を解説!
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社会人の方の多くが通勤で毎日、公共交通機関を利用していると思いますが、SuicaやPASMOなどのICカード定期券(IC定期券)を利用されている方もいることでしょう。こういった定期券は、クレジットカードで購入すると、現金で購入するよりもメリットがあります。また、普段お使いのスマホと、SuicaやPASMOを紐付ける「モバイル定期券」を導入すれば、IC定期券を持ち歩く必要がなくなるのでさらに便利です。リモートワークの増加で、定期券ではなく切符で通勤しようか迷っていらっしゃる方も多いと思いますが、切符を購入する場合にもスマホにクレジットカードを紐づけた形で購入する方法がお得です。
この記事では、SuicaやPASMOの定期券をクレジットカードで購入すること、そしてスマホと紐づけることのメリットをご紹介します。また、その注意点にも言及します。
定期券はクレジットカードで購入できる!
通勤で使う定期券は、Suica(スイカ)やPASMO(パスモ)など多くのIC定期券が、現金のほか、クレジットカードでの購入が可能です。これは定期券の新規・継続を問わず利用できます。
クレジットカードでIC定期券が買えるのはどこ?
クレジットカードでIC定期券を購入する場所は、現金で購入する場合と変わりありません。
・駅の自動券売機
・駅の定期券販売窓口
この2つの場所で、現金と同じようにクレジットカードでIC定期券を購入できます。
なお、Suica、PASMOとも、新規購入時にはデポジット(預かり金)で500円が必要です。
IC定期券をクレジットカードで購入するメリット
IC定期券のクレジットカード購入には、現金購入にはないメリットがあります。どのようなメリットがあるのか、項目別に解説します。
IC定期券をクレジットカードで購入するメリット(1)現金を用意する必要がない
IC定期券をクレジットカードで購入する場合、現金を用意する必要がありません。
定期の区間や期間によっては、支払い金額が高額になる場合があります。手持ちの現金が足りなくて、そのためにその場で購入できなかった、といったこともよくあるのではないでしょうか。クレジットカードでの支払いであれば、そういったタイミングを選ばず、IC定期券の購入ができます。
また、クレジットカード購入なら現金と違い、お釣りを受け取る必要もありません。お財布の中が小銭でジャラジャラすることもないので、スマートです。
IC定期券をクレジットカードで購入するメリット(2)ポイントが付与される
クレジットカードは、利用額に応じてポイントが付与されます。それはショッピングでも飲食でも、定期券購入でも変わりません。
定期券は環境が大きく変わらない限り、定期的に継続し続けるものです。長期間、IC定期をクレジットカードで購入すると、気がつけばたくさんのポイントが貯まることでしょう。
モバイル定期券なら購入もチャージも、スマホひとつで完結!
定期券の購入はクレジットカードでも可能で、クレジットカード購入には現金購入にはないメリットがあると、前項でご説明しました。
ここではさらに一歩踏み込んで、SuicaやPASMOなどのIC定期券の機能をスマホに搭載した「モバイル定期券」と、クレジットカードを連携する方法やメリットについてご説明します。
モバイル定期券とは?
SuicaやPASMOといったICカード乗車券は、「おサイフケータイ」対応のスマホに、SuicaやPASMOのアプリをインストールすることで、スマホをSuicaやPASMOと同じように使うことができます。
モバイルSuicaやモバイルPASMOを使えば、SuicaやPASMOなどのICカードを持ち歩かなくても、スマホだけで改札を通過することができるので非常に便利です。
そして、モバイルSuicaやモバイルPASMOは、定期券の購入も可能です。
つまり、モバイルSuicaやモバイルPASMOのアプリをスマホにインストールすると、スマホがそのまま定期券として使えるようになるのです。こういったスマホの定期券機能を総称して「モバイル定期券」と呼んでいます。
モバイルSuicaやモバイルPASMOといったモバイル定期券のチャージは現金でも可能です。そして、モバイル定期券をクレジットカードに紐付けすることで、より大きなメリットを受けることができます。
モバイル定期券をクレジットカードに紐付けるメリット
モバイル定期券をクレジットカードに紐付けるメリットを、項目別に解説します。
モバイル定期券のメリット(1)IC定期券を持ち歩く必要がない
モバイルSuicaやモバイルPASMOなどのアプリをスマホに入れると、スマホがそのままSuicaやPASMOのモバイル定期券として機能します。そのため、IC定期券を持ち歩かなくてもよくなります。改札でIC定期券の代わりにスマホをかざすだけなので、とてもスムーズに改札を通過できるのではないでしょうか。
モバイル定期券のメリット(2)チャージが簡単
モバイルSuicaやモバイルPASMOなどのモバイル定期券をクレジットカードに紐付けると、スマホの画面上でチャージができます。ボタンひとつで決済できるので、非常に簡単で便利です。
モバイル定期券のチャージは現金でも可能ですが、コンビニのATMや対応する券売機などに出向いて端末を操作する必要があります。
クレジットカードからチャージをするほうがご自身のスマホから操作できるので安心だと思われる方もおられるのではないでしょうか。
モバイル定期券のメリット(3)ポイントが付与される
モバイルSuicaやモバイルPASMOなどのモバイル定期券をクレジットカードに紐付けると、チャージ料金はクレジットカード決済になります。そのため、チャージした料金に応じてクレジットカードのポイントが付与されます。
勤続年数分の定期券購入で受け取れるポイントを換算してみると、クレジットカードで定期券を購入することを検討してみようと思うのではないでしょうか。
通勤定期券は、1ヵ月・3ヵ月・6ヵ月の3種類から選べます。勤務地が変わらない場合、通常は6ヵ月定期を選び、6ヵ月ごとに更新することになります。
例えば、JR中央線で東京駅〜新宿駅間を通勤する場合、定期券の運賃は、6ヵ月で28,460円です(2022年7月時点)。
勤続年数を試算すれば、普段、何気なく使っている通勤定期に、いくらかけているかを知ることができます。
東京駅〜新宿駅間(JR中央線)の通勤定期券にかかる費用
勤続期間 | 通勤定期券の費用 |
---|---|
6ヶ月 | ¥28,460 |
1年 | ¥56,920 |
2年 | ¥113,840 |
3年 | ¥170,760 |
4年 | ¥227,680 |
5年 | ¥284,600 |
- 2022年7月時点の金額をもとに算出しています。
- 6ヵ月定期を期間で掛けた金額です。
上の表で示したように、勤続期間が5年にもなると、30万円近い費用が通勤定期代に使われていることになります。
モバイル定期券のメリット(4)新幹線のチケットレス乗車やグリーン券の購入も可能
モバイルSuicaやモバイルPASMOのような交通系ICカードは、使い勝手も非常によく、例えば、新幹線の切符をスマホで購入したり、新幹線eチケットサービスを利用すれば、新幹線をチケットレス乗車をすることもできます。
切符を購入するためにわざわざ駅まで出向く必要がなくなるので、忙しいビジネスマンにはたいへん便利なサービスといえるでしょう。
またモバイルSuicaでは、「グリーン車Suicaシステム」を利用すれば、新幹線のグリーン車券の購入もできます。
モバイル定期券の注意点
メリットの多いモバイル定期券ですが、利用に際しての注意点やデメリットも紹介します。
こういった注意点やデメリットを理解しておくことで、より上手にモバイル定期券を使いこなすことができます。
モバイル定期券の注意点(1)スマホの充電切れ
モバイル定期券は、スマホの端末にインストールされたアプリで機能しています。そのため、スマホの充電残量がなくなると、スマホの機能が利用できなくなり、モバイル定期券が使えなくなる場合があります。
モバイル定期券の注意点(2)定期券購入やチャージにはネット接続が必要
モバイル定期券を使う場合、改札の通過など通常の利用時には、ICカードと同じようにネット接続する必要はありません。しかし、定期券の購入や料金のチャージを行う場合には、クレジットカード決済のためにネット接続が必要となります。何らかのトラブルでネット環境に接続できないと、定期券の購入や料金のチャージができません。
モバイル定期券の注意点(3)機種変更で再設定が必要
毎年新機種が登場するスマホ。古い機種になると最新のアプリに未対応な場合もあり、それはモバイル定期券のアプリも同様です。そのため、定期的にスマホを新機種に機種変更する人が多いのではないでしょうか。
問題なのは、アプリの引き継ぎです。機種変更をする前に端末内の情報をサーバに移し、新しい機種にその情報を読み込ませるなど、再設定が必要になります。
機種変更の再設定の条件はAndroidとiPhoneによっても違いがあります。
IC定期券やモバイル定期券をクレジットカードに紐付けるならセゾンカードがおすすめ
SuicaやPASMOといったIC定期券やモバイル定期券をクレジットカードに紐付けると、定期券代でカードのポイントをためることができます。
ポイントについて注意が必要なのが、ポイントの有効期限です。せっかく毎日の通勤でポイントがたまっても、有効期限を過ぎてしまうとポイントが無効になってしまいます。かといって、ポイントの期限をこまめにチェックするのも面倒なものです。
そんな人におすすめのクレジットカードが、セゾンカードです。セゾンカードのポイントは、有効期限がない「永久不滅ポイント」。期限を気にせずにポイントをため続けることができるので安心です。通勤で貯まったポイントは、自分へのご褒美に、欲しいタイミングでお役立ていただけます。
まとめ
今や公共交通機関の利用には欠かせない存在になった、SuicaやPASMO。通勤で公共交通機関を使う社会人の方は、SuicaやPASMOのIC定期券を毎日のように使っていることでしょう。こういったIC定期券をスマホとクレジットカードに紐付けたモバイル定期券の使い方をご案内いたしました。
モバイル定期券だと、現金はもちろんIC定期券を持ち歩く必要もなくなり、クレジットカードのポイントも貯めることができます。まだ試したことがない方はぜひご検討してみてください。